専修大学ラグビー部新人セミナーを開催しました。

2013年4月1日

専修3-1
専修大学ラグビー部で新入部員を対象としたソーシャルメディアセミナーを開催しました。

「学生アスリートのソーシャルメディア利用状況2」でも書きましたが、ソーシャルメディア白書2012によりますと10代の男性は相対的にリスク意識が低く、特に「実名登録」している人の方が大胆に個人情報を投稿したり、情報漏えいをしてしまう可能性が高いようです。

10代男子といえば、新入部員。
ソーシャルメディア利用だけでなく、大学入学で親元を離れ寮生活をするなど私生活も大きく変わるためしばらくは雲の上を歩いているようなものだと思います。
当たり前のことなのですが、未成年の飲酒は法律で禁止されています。新入生歓迎会での未成年の飲酒がソーシャルメディアで公になるといきなり『活動停止』もあり得るわけです。昨年、ある大学の合宿中に新入部員が飲酒をし、急性アルコール中毒で亡くなっています。そして、学校の処分は1年生部員は「厳重注意」、キャプテンと副キャプテンは無期停学と、未成年で飲酒をした部員よりも、キャプテンや副キャプテンの処分のほうが重いものになったようです。ソーシャルメディアセミナーでは、恐怖心だけを植え付けるようなことはしたくないと考慮しているのですが、飲酒に関しては生死に関わることなので、自分への影響と周囲に与える影響について念入りにお伝えしました。

専修3-2

当初、新入部員のみの予定だったのですが村田亙監督の判断で全員参加に。今回で3回目の受講になる選手の皆さんもいたわけですが、終了後のアンケートを見ると3回目で理解が深まったという感想が多くありました。選手の皆さんに座学はあまり好まれないと思いますが、複数回の受講の必要性を強く感じます。とはいえ、時間の調整など複数回の導入は容易ではなく指導者の方の理解なしには実現できません。村田監督に感謝です。

今日から新学期、新年度の始まりですね!!
皆さんの新しい生活が実りあるものになりますように・・当協会も昨年度以上にアスリートの皆さんのサポートができるよう邁進したいと思います。今年度もよろしくお願い致します。

NPO法人日本スポーツメディアトレーナー協会 糸川雅子

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