人の褌で相撲を取る方式の社会貢献活動

2013年3月25日

早いもので、平成24年度も残すところあとわずか。そんなとき、あるラジオ番組から

「あなたにとっての社会貢献とは?」

という言葉が聞こえてきたので、年度を終える前に改めて考えてみたいと思い、別の記事を用意していたのですが、振り返りも兼ねて差し替えです(笑)

当協会はNPO法人なので、広く一般の皆さんの生活を豊かにする団体でなければいけません。うちの場合は、直接私たちが社会に何かをするという形ではなく、アスリートの貴重な経験や思いがメディアを通じて世の中に還元されることをサポートすることで社会に貢献したいと考えています。

川崎フロンターレU-13.U-15人間の価値は平等で、それぞれが尊いわけですが、報道においては主語が誰かによってその価値は変わるように、私たちが多くのことを学び、経験し世の中に対し何かを訴えるよりも、アスリートの声のほうがより広く深く伝わるものなのです。であれば、そのアスリートの情報発信をサポートしよう・・という人の褌で相撲を取る方式です(笑)。アスリートのその影響力はなかなか手にすることができない貴重なチカラなのですが、そのことに気づいていないアスリート、そのチカラを活用していないアスリートのほうが多いのが現状で、そのチカラをうまく社会に向けることが結果的に多くの人達の生活を豊かにするのだと信じています。

当協会は設立が2011年の10月だったため、初年度は立ち上げて、ホームページを作って、気づいたら終わっていました。ですので、今年度が本格的なスタートとと言っても過言ではありません。多くのアスリート・指導者の皆さんに出会えることができ、1つ1つの現場で新しい発見があり、アスリートの皆さん1人1人から多くのことを学ばせていただきました

平成24年度に出会った皆様

ロンドン五輪・柔道代表 緒方亜香里選手(筑波大)
筑波大学体育会運動部の皆様
専修大学ラグビー部の皆様
金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科の皆様
駒澤大学ボクシング部の皆様
駒澤大学体育会運動部の皆様
7人制ラグビー女子ジュニア代表の皆様
川崎フロンターレの皆様
アーチェリージュニア代表の皆様
東京成徳大学応用心理学部健康・スポーツ心理学科の皆様
中日ドラゴンズの皆様
立正大学ラグビー部の皆様
早稲田大学ウエイトリフティング部の皆様
詳しくは⇒活動報告

皆さんの今後益々のご活躍を心よりお祈りしております。今後ともよろしくお願い致します。

この協会を設立したのは、メディア・トレーニングの情報や知識を1人のものにしてはいけないし、1人の知識ではすべてのアスリートに合ったサポートを提供することはできないと思ったからです。来年度は、メディアを通じて情報を発信する側の皆さんだけでなく、それを受け取る多くのスポーツファンの皆さんにもメディア・トレーニングや当協会について知ってもらえるようにより情報発信を活発に行っていきたいと思っています。

今年度のセミナーはあと2つ。全力でサポートさせていただきます!!!

NPO法人日本スポーツメディアトレーナー協会 糸川雅子

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