ソーシャルメディア利用実態
平成26年4月に総務省情報通信政策研究所が発表した「平成25年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(13~69歳を対象とする計1500サンプル)によると、10代は76.3%、20代では91.0%がソーシャルメディアを利用しています。当協会が行った高校・大学アスリートを対象に行ったアンケート調査でも9割がソーシャルメディアを利用していることが明らかになっています。
こちらは、平日のソーシャルメディア平均利用時間です。
10代 48.1分(前年26.9分)
20代 45.1分(前年21.9分)
30代 12.8分(前年 7.3分)
40代 6.6分(前年 6.0分)
50代 3.0分(前年 1.7分)
指導者・保護者の皆さんが40代とすると、10代20代は約7倍の時間をソーシャルメディア利用に費やしているということになります。
もっとも利用されているソーシャルメディアは?
当協会が行った大学アスリートへのアンケート調査では
1位 LINE
2位 twitter
3位 facebook
ある部活動では、利用率100%(31人)、LINE 100%、twitter 84%、facebook 77%、YouTube 71%という割合で利用していることがわかりました。また、アクセスは95%がスマートフォンで残りがパソコンからでした。
2年前のアンケートでは、facebookの人気が高かったのですが、最近は若者のfacebook離れが進んでいます。理由は、さまざまあると思いますが、親や指導者がfacebookを使っていて自分の近況を見られてしまうのが嫌だからと言われています。LINEの国内ユーザーは、現在約5000万人で人口の約4割をカバーしています。LINEには、タイムライン機能もありますがメッセージ機能がメインで、部活動内の連絡網はLINEを使っているという所も多いようです。
当協会が行っているアンケートは団体競技/男性が多く、回答者の属性に偏りがありますが、どの大学のどの部活動も、利用状況に大きな差はありません。ソーシャルメディアセミナーを導入いただく際には、どのメディアをどれだけの人が利用しているか、いつ利用しているか、1日何回くらい利用しているかなど事前に選手の利用状況を調査し、レポートを提出させていただきます。詳しくは⇒コチラ
対策を立てるには、まず利用状況の把握です!!皆さんもお子さん、選手がどのくらい利用しているのが調べてみて下さい。
次回は、③安全に利用するためのヒント(2014年8月9日公開予定)です!!