駒澤大学ボクシング部でソーシャルメディアリテラシー講座とメディア・トレーニングを行いました。
当初、ソーシャルメディアリテラシー講座だけの予定だったのですが、コマスポ(駒澤大学スポーツ新聞)の取材が入るということで、急遽メディア・トレーニングを追加し新聞インタビューの模擬インタビューを行いました。
部活のルール = 社会のルールではない
これはソーシャルメディアに関わる問題だけでなく、すべての事に通じます。
このセミナーが「社会のルール」を意識して行動するきっかけになれば嬉しいです。
メディア・トレーニングでは、まず私が2人に模擬インタビュー・視聴・アドバイスを行い、その後、コマスポ記者の方に実際の取材を行っていただきました。かなり緊張の面持ちでしたが、「伝えたい」という誠実な姿勢が伝わってきました。
これは、浜崎良太選手の1回目の模擬インタビューの様子。
うつむき加減です。また、声があまりにも小さくてビデオカメラで拾うのがやっとでした。
その後、視聴しアドバイス。さらにキーメッセージを作成して2回目のインタビュー。
写真だと信憑性にかけるのですが、2度目は目線もインタビュアーに向いていますし、手のジェスチャーも加わっています。どちらが心象がいいかは歴然です。
企業の社長や、日々取材を受けるプロ選手と違い、これから取材を受ける選手に対するメディア・トレーニングは、テクニックよりも、発信意欲や発信者としての自覚・責任という意識を持ってもらうことからだと考えています。
「言葉にして説明するって難しい」
この事に気づいてもらえただけでも、収穫だったのではないかと思います。
コマスポの取材。
当日の様子を掲載していただきました。
コマスポ:『ボクシング部揃って講座を受講』