駒澤大学体育会研修会を開催しました。

2012年9月24日

駒澤大学体育会執行部主催「駒澤大学体育会研修会」の企画と運営に携わらせていただきました。

これはNPO法人日本スポーツメディアトレーナー協会のキャリア支援活動の一環で、今回は卒業後の人生と向き合い、いかに部活動と学業
そして就職活動に取り組むかということをテーマに開催しました。

まず、前半はエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 執行役員 総務人事本部長の三浦卓広氏の講演。その後、体育会執行部の皆さんを交えたトークセッション。トークセッションでは、より学生さんと近い立場で新卒採用に携わる人事統括課長・前田裕司氏に
ご参加いただきました。

駒澤大学体育会研修会

駒澤大学体育会研修会

講演では、日本だけでなく世界の事情も踏まえた就職活動の現状についてやエイベックスが求める人材についてのお話がありました。

体育会に所属している」というだけで良い就職ができる時代ではない。
少しでも早く自分の将来と向き合い、そのための準備ができるかどうかが重要。

部活動を頑張っていればなんとかなる!!と信じたい学生さんには耳が痛い内容だったかも知れませんが、現実を知る良い機会になったのではないかと思います。

トークセッションでは、

自分の置かれている状況を理解し、そのためにどう努力し状況を打破したかそのプロセスが重要で、競技成績は採用には影響しない。

面接で緊張する姿は必ずしもマイナスには映らないが、あがり症などは事前のトレーニングで克服できる。何事も準備が重要である。

など、学生さんの疑問にお答えする形でディスカッションを行いました。
質疑応答のコーナーでは、教職課程と就職活動の両立についてなど積極的な意見が多く寄せられました。

就職活動だけでなく、アスリートのセカンドキャリア全般に生かすことができる内容だったのではないかと思います。
学生の皆さんの反応・吸収の良さを目の当たりにし、少しでも早い段階でアスリートの皆さんに競技後の自分と向き合う時間を提供することが重要だと再確認しました。

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