メディア・トレーニングとは
「編集で、自分の意図と違う内容が報道された!」
「発言の一部が切り取られて、趣旨が伝わらなかった!」
を無くすために、できることがあります。
新聞やテレビには、文字数や秒数と言った制限があります。マスコミの編集を理解し、アスリートが「伝えたい内容」を「視聴者・読者」に的確に届けるスキルを身につけるのが「メディア・トレーニング」です。
スポーツやアスリートのイメージは、メディア露出によって形成されると言っても過言ではありません。また、アスリートの発言は想像以上に注目度が高く、 社会に対し強い影響力を持っています。近年、ソーシャルメディアなどメディアの形態が多様化するなかで、新たなトラブルが発生していることも軽視できません。
メディア・トレーニングでは、アスリートが発言の重みと責任を理解するよう促し、インタビューや記者会見に備え模擬インタビューを積み重ねます。
スポーツ界におけるメディア・トレーニング
近年、スポーツはこれまで以上に注目され、プロだけでなく様々なスポーツもメディア取材の対象となってきています。 同時にスポーツの社会的責任が重視され、社会に対する説明責任(アカウンタビリティ)が欠かせなくなっています。ファンを増やすのも減らすのも、 スポンサーを得るのも失うのも、メディアを通じた社会とのコミュニケーション次第です。
海外では、オリンピック出場選手はもちろんのこと、大学スポーツに至るまで組織的にメディア・トレーニングが取り入れられています。 日本では、JOC加盟団体の約4割(2008年調べ)が導入、Jリーグも新人教育などでメディア・トレーニング(コミュニケーション・トレーニング)を実施しています。
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