1か月間、アメリカのスポーツ事情、メディア事情、メディア・トレーニング事情を視察・調査するためニューヨークに行ってきました。
MLBを5試合、NBAを1試合、MLSを1試合の計7試合を観戦し、日本人選手4人の活躍を見ることができました。また、今回特別な機会をいただき現役メジャーリーガーへのインタビュー調査およびロッカールームでの取材の様子を見学させていただくなど貴重な経験をさせていただきました。
メディア対応およびソーシャルメディア利用についてインタビュー調査させていただいたのはタンパベイ・レイズ ヒース・ベル投手。急遽英語でインタビューすることになり、つたない英語で申し訳ないと恐縮していたところ「僕も英語が得意じゃないから大丈夫だよ」とジョークで返して下さり終始リラックスしたムードでお話できました。メディア取材では、インタビューをコントロールするため、前後の記者とのコミュニケーションが重要になります。今回メディア取材という形ではありませんでしたが、ベル投手の誠実で紳士な振る舞いからは、日常的に記者に対し敬意を払って接している姿が容易に想像できました。
ソーシャルメディアのリスクマネジメントとしては、1日にいくつもつぶやきたくなるけど、一旦保存BOXに入れ時間をおいてその中から1つを選んで投稿するなど、自分でコントロールしているとのことでした。ベテラン選手ですが、時代の流れと、マスコミとソーシャルメディアの時間差を理解した上で、ソーシャルメディアとの距離間をバランスよく保っているなと感じました。